デュカス(16歳)
テト村の少年。村をゲリラに襲撃され、ただ一人生き残る。
子どもの頃、ハルトに剣術指南を受けていたが、ハルトのことは大嫌い。
難しい話は苦手。とっても苦手。
ハルト・シュタイナー(24歳)
元・欧州陸軍少佐。第三番中隊の隊長。
世界大戦終結と同時に退役。8年ぶりに戦場から帰郷し、デュカスとの再会を果たす。
デュカスの姉であるカヤとは恋人同士。
カヤ(24歳)
デュカスの姉であり、ハルトの恋人。
16歳の時からずっと、ハルトの帰郷を信じて待ち続けていた。
村が襲撃された際、帰らぬ人となる。
ラウル(23歳)
フリーのジャーナリスト。
右腕は、先の世界大戦で負傷した際に切断。途中退役後、今の職に。
セゲド村出身者のため、言葉には訛りがある。
ロウ・ゲイラー(22歳)
欧州陸軍大尉。ハルトの部下であり、第三番中隊の副隊長。
常に無表情で、何を考えているのかがさっぱり分からない。
ポケットには常に飴玉常備。
リチャード・トールキン(24歳)
欧州陸軍中尉。ハルトの部下であり、第三番中隊のナンバー3。
終戦後、亜州への「極秘任務」を命じられる。
豪胆・快活で知られ、部下からの人望も厚い。
ジョージ・ハラルド(22歳)
欧州陸軍少尉。ハルトの元・部下。
上官の煙草にイタズラを仕掛けて減俸を食らった。
昔からハルトのことを「隊長」と呼び慕う。
塵も積もれば物語となる。/オガタ チヨ